本命は朝日杯フューチュリティＳの覇者リオンディーズとする。キャリアわずか１戦でＧＩを制した破天荒な馬であり、今年のクラシックの中心となるであろう馬である。能力的にも抜けておりここも楽勝だろう。引き続きデムーロ騎手が騎乗するのも心強い。日本で通年騎乗する様になって１年経つが、最近は重賞では黙って買っておけと言わんばかりの大活躍をしている。もともと能力は高かったが、日本の競馬に慣れたことで破竹の活躍を見せている。土曜日のチューリップ賞はハナ差の２着で惜しくも重賞騎乗機会６連勝はならなかったが、ここで勝てば４週連続重賞制覇となり、この記録は続いていく。しばらくはデムーロの馬は黙って買うしかないだろう。

　対抗はマカヒキ。ルメールもデムーロほどではないが日本人騎手よりはかなり上手く、最近はデムーロ→ルメールのワンツーで決まることが多い。オープン特別を勝っているが、今年は年齢限定重賞が増えている上に、牡馬の重賞はを全て違う馬が勝っており大混戦である。オープン特別を勝っているだけでは皐月賞出走は当確とは言えない。ここで権利を確保するためにメイチで仕上げてくるだろう。

　この２頭で堅いと思うのだがオッズがあまりに低いので相手を絞って三連単とする。連闘で臨むアドマイヤエイカンを始めとしてタイセイサミット、エアスピネルと２勝馬に流す。１勝馬はちょっと厳しいだろうから３着候補もその３頭で決まりだ。エアスピネルの印を薄めとしているのはすでにデイリー杯勝ちと朝日杯２着で賞金は足りているので無理には権利取りに来ないと思われるからだ。