プロは馬券でメシを食う?

バックナンバー('98 1/5-2/1)

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東京 フェブラリーステークス (G I) ダ1600
5歳上定量
 数年前までG3だったのが昨年からG1に。JRA唯一のダートG1だが、同じ時期に行われる川崎記念にダートの有力馬が分散してしまい混戦模様である。

 G2格上げ後を見てみると連対するのはダートのスペシャリストだ。ダート連対率5割でダート重賞を勝っている馬を狙ってみるが、その条件に当てはまる馬が結構多い。南部杯勝ち馬のタイキシャーロック、エルムSなどを勝っているバトルライン、前哨戦平安Sの勝ち馬エムアイブラン、昨年僅差の2着の群馬記念馬ストーンステッパー、前哨戦ガーネットSの勝ち馬スーパーナカヤマ、根岸S勝ちのワシントンカラー。

 それから芝の重賞での活躍の目立つグルメフロンティアも実はダートでも好走しており、馬の力を考えると侮れない馬だろう。

 これらの馬は実力が紙一重である。ならば勢いを買ってスーパーナカヤマを本命にしよう。前哨戦を勝って叩き4戦目でここに挑戦してくるにも関わらず、その割に人気にならなさそうである。外枠の逃げ馬が芝を走る距離が長い(東京1600mは芝のコーナーを横切ってスタートする)ため有利と言われているので大外のタイキシャーロックが有力かもしれないが、「期待値の高さ」を買ってスーパーナカヤマを本命にあげたい。




スーパーナカヤマ タイキシャーロック1000pts
バトルライン500pts
エムアイブラン
ストーンステッパー
ワシントンカラー300pts
グルメフロンティア200pts

1着グルメフロンティア配当 11830
2着メイショウモトナリコメント

1/25

中山 アメリカジョッキーズクラブカップ (G II) 芝2200m
5才上別定

 先日クラシック期待の星パルシファルが無念にも予後不良となってしまった。競馬は「血のドラマ」である。故に兄弟の絆は人間以上に大きいだろう。弟を若くして無くした無念さをここで晴らせるか。パルシファルもきっと天から応援していることだろう。

 こう書くと読者は私の本命がローゼンカバリーだと思うだろう。過去のデータによると有馬記念組有利であるし。しかし、競馬はドラマでもあると同時にギャンブルでもある。ここは予想のページなのでギャンブルとして考えてみよう。

 私に言わせれば競馬は「勝ち馬を当てるゲーム」ではなく「オッズの揺らぎを見つけるゲーム」である。つまり、「勝つ確率」ではなく「勝つ確率とオッズとの積」が高そうなものが狙い目で低そうなのは切る。ローゼンカバリーはそれなりにこの条件だと強いと思うが、上記の理由で人気のほうが先行する気配なので切る。

 では本命はというとやはりメジロブライト。有馬組が好走しているとはいえ、一昨年までのステイヤーズSはG3。G2に格上げされたステイヤーズSで12馬身ちぎったブライトならここでも勝てるだろう。

 軸が人気馬だけにそう点数は絞れない。相手は重馬場での実績があるミナモトマリノス。中山の馬場は荒れそうだがこの馬なら力もあるしやってくれそう。叩き3戦目でよくなるだろう。それから成長がうかがえるトキオエクセレントに、勢いが侮れないキラージョーあたりか。




メジロブライトミナモトマリノス1000pts
トキオエクセレント700pts
キラージョー500pts

1着メジロブライト配当 1100
2着マイネルブリッジコメント

京都 日経新春杯 (G II) 芝2400m
5歳上H

 エリモとメジロが人気を集めてるが、トップハンデは苦戦とか牝馬の連対は過去10年で去年のメジロランバダのみと不利なデータがそろってる。しかも荒れるハンデ戦ときているので穴でも狙ってみよう。

 穴をあけそうな馬を探すと一昨年の宝塚2着馬サンデーブランチ、距離実績のあるサンデーカイザー、インターフラッグ、かつてビワハヤヒデに勝った馬エルウェーウィンあたりである。この4頭のボックスで大波乱を期待しよう。

 ポレールがでてればたぶん買ったんだけど、、、。

 金曜にここまで書いて当日の朝になってしまいました。

 サンデーカイザー、インターフラッグは除外されて出走できない模様。そこで、急で申し訳ないが軽ハンデで一発のあるスノーエンデバーを追加。軽ハンデの逃げ馬には注意しろとの格言もあるし、好走実績もある。

 レースが始まる前にこれを読む人っているのかな?




(ボックス) サンデーブランチ500pts
スノーエンデバー
エルウェーウィン

1着エリモダンディー配当 30250
2着メイショウヨシイエコメント

1/5

中山 中山金杯 (G III) 芝2000m
5歳上H
 日本のハンデキャッパーは4歳馬に甘いらしい。しかし、このレースは5歳以上のレースである。では、5日前まで4歳だった5歳馬を狙ってみたらどうだろう。

 まず、実力ナンバーワンのセイリューオー。皐月賞5着の実力の持ち主。皐月賞と同じコースでメンバーは皐月賞に劣る今回は狙い目だ。叩き2戦目というのも魅力。

 それから好調ホーセズネック。重賞は初挑戦だが勢いがある。鞍上の後藤Jkは米国修行以来確実に腕をあげている。伸び盛りの騎手であるので、そんなに人気にならない今が狙い目だ。買って損はない騎手である。

 そしてハンデが手ごろなヒシナイルにスノーエンデバー。特にスノーエンデバーは2走前のアルゼンチン杯(G2)で2着とハンデが軽いと走る馬だということは実証済みだ。




セイリューオー ホーセズネック500pts
ヒシナイル
スノーエンデバー
(ボックス) ホーセズネック200pts x 3点
ヒシナイル
スノーエンデバー

1着グルメフロンティア配当 850
2着セイリューオーコメント

京都 京都金杯 (G III) 芝2000m
5歳上H
 京都のほうの金杯は1番人気の信頼性は非常に高い。2000mコースは中山より京都のほうが荒れる要素が少ないのか?それとも栗東の調教師は正月でも気を抜かず調教するからなのか?でも紐は結構狂うことがあるらしいけどね。

 というわけでおそらく1番人気となるエリモダンディーに期待してみよう。ダービーではシルクジャスティスとほとんど差のない競馬をした。G3程度なら余裕でしょう。軸はこれで決まり。あとは相手だ。

 ミッドナイトベットが好調だ。これといって前にいく馬がいないので内枠のこの馬が前にいけば、直線の短い京都内周りコースなので粘れると思う。

 それからインターフラッグ。叩き4戦目で上り調子。一発がありそうだ。

 また、ここ2年8歳馬が連対している。年だからと軽視されがちだが、5日前までは7歳だったのでまだやれるはず。気が付けば重賞勝ってる。そんな馬なんだこの馬は。

 そして不気味な一頭ファンネルマーク。同厩舎のマイネルブリッジが東の金杯に出走するため美浦から西の金杯に遠征。ハンデも53kgと魅力だし、結構東のブリッジよりも期待できるような気もする。

 




エリモダンディー ミッドナイトベット1000pts
インターフラッグ500pts
イナズマタカオー200pts
ファンネルマーク

1着ミッドナイトベッド配当 540
2着エリモダンディーコメント
的中 : 1000 x 5.4 = 5400pts


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