混戦模様で多くの馬にチャンスがあると思うが、本命はアルティマブラッドとする。鞍上の福永騎手はこのコースと非常に相性がよく、過去３年で勝率30%、複勝率に至っては50%と抜けた成績を残している。２回に１回は馬券になっているという数字である。回収率も単複ともに100%を超えており、このコースでは馬券的にも狙える騎手だ。また、シンボリクリスエス産駒もこのコースの成績がよく、単勝回収率も100%を超えている。重賞初挑戦だが、母がスプリント重賞を２勝している実力馬アルティマトゥーレなので重賞でも問題ないだろう。

　対抗は前走オープン特別を快勝したシャイニングレイとしよう。長期休養があったせいでキャリアは浅いが、２歳時にはホープフルＳを勝っている実力馬だ。２年間の休養明けから２戦は不発だったものの、前走で復活の兆しを見せているので今が狙い時である。中京改装後のＣＢＣ賞はタフなコースになったこともあり、距離短縮の馬が来ることが多いので期待しよう。ただし、母系が短距離向きではない気がするので絶対的な信頼はおけず、相手筆頭に留めておく。

　穴として面白いのがオウノミチである。オレハマッテルゼ産駒はこのコースの実績が優秀であり、過去３年の複勝率は福永騎手をも上回っている。回収率も単複ともにプラスである。血統的に一発がありそうだ。この馬の母のナゾも改装前で今とコース形態が異なるのであまりあてにならないが中京1200mが得意だった。

　その他、ティーハーフ、メラグラーナ、トウショウドラフタ、アリンナ、タイムトリップ、トーセンデュークといったところに流しておこう。