キーンランドカップは牝馬が強く、近年は特にその傾向が強い。ここ４年で７連対である。というわけで牝馬の中で有力なソルヴェイグを本命としよう。

　ソルヴェイグはスプリンターズＳ３着、ヴィクトリアマイル５着とＧＩでも好走しており、ＧIIIなら格上である。３歳で挑戦した昨年のこのレースは３着だったが、成長した今なら連対は間違いない。

　相手はオーシャンＳ２着のナックビーナス、昨年のこのレースの勝ち馬ブランボヌールといった牝馬２頭。それから、２歳時に大活躍して今回は久々に得意のスプリントに戻ってきたモンドキャンノも押さえておこう。３歳牡馬はこのレースではことごとく来ないというデータが気がかりなので評価を少し下げたが、モンドキャンノなら来てもおかしくない。

　人気のシュウジは昨年のこのレースで２着だったが、53kg→58kgと斤量が大幅に増えたので消すこととする。スプリント戦は斤量の影響が大きいことが多いが、過去の実績のせいで人気になり過ぎている気がする。