ジャパンカップの裏番組として京都で行われる重賞である。ＪＣは最終レースだがこのレースもそれにならってか、最終レースとして行われる。メインレースの後にもう１レースあれば、勝ってる人は金銭的に余裕ができ、負けてる人は負けを取り戻すべくもう一勝負するだろうから、メインの後にさらに１つレースがあったほうが売上は上がると思うのだが、今週はこれが中央競馬の最終レースである。

　ジャパンカップは堅い予想をしたが、京阪杯は穴を狙っていこう。スプリンターズＳもマイルＣＳも終わった後でのレースであり、レベルはあまり高くならず混戦模様である。ある意味ギャンブルとしてはこちらの方がＪＣよりも面白いのだが、難しいレースでもある。

　本命はショウナンカンプ産駒のナリタスターワンとしよう。ショウナンカンプ産駒はこのコースの勝率が過去３年で28.6%とこのレースの出走馬の父の中で抜群に高い。そして単勝回収率は800%を超えている。４勝を挙げていてそのうち２勝がナリタスターワン自身であるが、少ない出走馬の中でそれ以外にも２頭勝利を挙げている。また、ナリタスターワン自身が条件戦ながら２勝を挙げているので、馬自身にとってももちろん得意コースである。準オープン勝ちはダートだったし、オープン入りしてからは不調だったが、前走の北九州記念で２着に来て穴を開けた。重賞でも力を出せるぐらい成長したのだろう。前走重賞２着でありながらこのメンバーでも全く人気になっていないので狙い目である。

　相手はどの馬が来てもおかしくないようなメンバー構成なので、全ての馬に流すことにしよう。