昨日のクイーンカップではルメール騎手がフローレルマジックではなくアドマイヤミヤビを敢えて選んだという理由でフローレルマジックを狙ったら見事に圧勝した（ただし予想はフローレスマジックとの馬連一点だったのでハズレ）。そして今日もルメールは現時点で１番人気のムーヴザワールドの主戦であったにもかかわらず別の馬に乗る。

　そのルメールが騎乗する馬タイセイスターリーを本命としよう。ルメールのエージェントはこの馬のほうが分があると判断したに違いない。前走のシンザン記念は２着だったが、その時騎乗した武豊騎手は次のようなコメントをしている。「勝ったと思ったが、ソラを使ってフワフワしている時に抜かれてしまった。そこからは同じ脚を使えているからね。能力は高いよ。」つまり、油断していたら足下をすくわれたといった感じで、勝てる能力はあったということだ。なお、今日は京都記念でも前走凱旋門賞でルメールが騎乗したマカヒキが出走する。それにもかかわらずルメールが東京で乗るということは、タイセイスターリーがかなり勝算があるということだろう。まあ、マカヒキの場合はルメールがずっと乗っていた馬ではなく、元フランスの騎手ということでフランス遠征限定での騎乗だったのかもしれないが。それでもクイーンカップのアドマイヤミヤビ並かそれ以上に期待できるだろう。

　相手は東京スポーツ杯２歳Ｓの上位組を狙う。東スポ杯２着のスワーヴリチャードと同３着のムーヴザワールドが相手だ。人気はムーブザワールドが高いようだが、前走の直接対決での着順はスワーヴリチャードが上なので印はスワーヴリチャードを対抗、ムーブザワールドを単穴とする。