本命は唯一のオープン勝ち馬タイムフライヤー。前走の萩ステークスは４馬身差の圧勝だった。展開が向いたのと重馬場で他の馬が力を出せなかったことを考慮しても強い内容である。今回は距離が200m伸びるが、父ハーツクライ、母父ブライアンズタイムと長距離向きの血統なので全く問題ないだろう。距離延長はむしろ歓迎である。ハーツクライ産駒はこのコースを得意としており、その点でも期待できる。

　相手は前走の新馬戦を１馬身3/4差で勝ったスラッシュメタルとする。前走新馬勝ちの馬の中では最大着差である。重賞男のM.デムーロ騎手が騎乗するのも大きい。本命馬は弟のC.デムーロ騎手が騎乗だが、兄弟でワンツーを決めてもらいたい。重賞といえばデムーロ兄弟だが、その２人が有力馬に乗っているのだから狙うしかないだろう。

　上記の２頭の馬連で勝負。馬単でもいいかなと思ったが、デムーロ兄は重賞では勝負にこだわる騎手だ。逆転もあるかもしれないので手堅く馬連で狙うこととする。

　なお、これを書いている時点ではこの組み合わせは馬連よりも枠連の方が若干高い。８枠にもう１頭馬がいることもあり、最終的には逆になる可能性があるが、実馬券は直前にオッズを見て高い方を買っておこう。