本命はディープインパクト産駒のプロディガルサンとしよう。京都の芝と言えばディープインパクトである。この馬の母父はストームキャットなので、マイルぐらいが合っているだろう。前走の東京新聞杯では勝ち馬とタイム差なしの２着だ。スローペース逃げ残りの展開の中でで逃げ馬のブラックスピネルにはクビ差届かなかったものの、上がり３ハロン32.0秒の末脚で追い込んできてのクビ差２着なので価値がある。前走は2000mの金鯱賞を使ったこともあり７着に敗れているが、マイルに戻ってきた今回は狙ってみよう。ディープインパクト産駒なので東京よりも京都のほうが合っていだろう。鞍上の川田騎手もこのコースを非常に得意としているという点も好材料だ。

　相手はその東京新聞杯の覇者で引き続きデムーロが騎乗するブラックスピネル、このレースと同じコースで行われた京都金杯の覇者エアスピネル、マイルでは勝ちきれないものの目下３戦連続２着と安定した成績を残しているイスラボニータ、重賞では勝ちきれないものの安定した成績を残しているディープインパクト産駒のフィエロを押さえておこう。