混戦模様で人気が割れているレースだが、本命はスズカテイオーとする。１勝馬だが、前走の500万条件は勝ち馬とタイム差なしの４着である。デビュー戦ではこのレースでも人気の一角を占めるディープインラヴを負かしており、実力は２勝馬達と差がない。母は阪急杯やＣＢＣ賞で２着だったスプリングサンダーであり、あの天皇賞馬スズカマンボの甥に当たる。この母系にディープインパクトを付けた馬なので血統的な魅力も十分である。母は短距離で活躍した馬だが、スズカマンボの甥であることを考えると、距離も持つだろう。だからことデビューから2000m以上のレースばかり使われているのだと思う。運が悪く１勝しかできていないものの、良血馬のスズカテイオーに期待しよう。

　相手筆頭はデビュー戦でアーリントンカップ３着のレッドヴェイロンを負かしたスーパーフェザーとする。デビュー戦を勝った時から注目している馬で、スズカテイオーとどちらを本命にしようか迷ったが、配当を考えて人気の一角のこちらを対抗とすることとした。前走の500万条件は距離が延びたら良くなったという感じで勝利を挙げた。引き続きここでも期待しよう。

　その他の馬では共同通信杯２着のサトノソルタスを中心にオブセッション、ダブルフラット、ディープインラヴ、ゴーフォザサミット、ダノンマジェスティ、ノストラダムスといった有力どころに流す。大穴としてはサンビスタの姪で父もサンビスタと同じクレディブルを押さえておく。サンビスタはダートで活躍した馬であるがもともと芝で期待されていた馬であり、母母のホワイトカーニバルが芝の重賞馬であることを考えると芝で好走しても不思議ではない。