先に抜け出したギベオンに後方から差して来たショウナンバッハが迫り、２頭の一騎打ちとなった。後続に４馬身ほどの差を付けられたままの一騎打ちである。一旦はショウナンバッハが先頭に立つが、ギベオンも盛り返して接戦はゴール板まで続いた。際どい争いだったが軍配はハナ差で３歳馬ギベオンに上がった。ギベオンは３歳馬ながら56kgと斤量が見込まれたが、それでも54kgのショウナンバッハを交わして勝利を物にした。接戦だったが、斤量差を考えるとギベオンの方が数段強い。

　２着のショウナンバッハは12番人気と人気がなく、手広く流した私も無印としていた。しかし、期待をいい意味で裏切ってハナ差の２着に好走した。1000m通過が58.7秒のハイペースであり、展開が向いたのだろう。今年の新潟記念でも13番人気で３着に好走しており、展開がハマれば好走できる馬だ。それがいつハマるかが分からず、それ故に人気にならないのだが。

　我が本命ストロングタイタンは３着だった。馬連１着３着なので惜しかったといえるかもしれないが、上位２頭にあれだけ差を付けられたら惜しいという気がしない。離れたところで行われていた１，２着争いに注目している間にいつの間にか３着に来てたという感じだった。休養明けで36kg増の552kgという馬体重で出てきたが、それが響いて伸びを欠いたのだろうか？数字ほど太くは見えなかったが。

外れ