中山大障害、有馬記念というビッグレースが２つ重なる週に裏で行われ、また、ＧＩのステップともならない様な地味な重賞である。今回は人気がかなり割れていてどの馬から入ってもそこそこの配当は得られそうだ。

　本命はヴィクトリアマイルの覇者であるジュールポレールとする。前走のマイルチャンピオンシップは６着だったが、不利を受けてのものなので悲観することはない。今回はメンバーのレベルも前走よりは下がるので期待できそうだ。また、鞍上がデムーロ兄に乗り替わりというのも好材料である。前売りで１番人気らしいが、それでも単勝５倍以上ついており、人気は二転三転しそうな勢いだ。１番人気だとしてもそこそこの配当に期待できるだろう。

　相手筆頭は３頭出しで勝負を賭けてきている藤沢和雄厩舎の一角サトノアレスとする。今年の安田記念で４着に好走した実績馬だ。実績的にはこの馬を本命としても良かったのだが、休み明けというのが気になったので対抗とする。

　その他では一昨年のこのレースの覇者シュウジを中心に、ムーンクエイク、レッドファルクス、ワントゥワンに流そう。３歳馬の成績があまり良くないレースなので、３歳馬はあえて外すことにする。