今年のＪＢＣは創設18年目にして初めて中央競馬のレースとして行われる。各地の競馬場で持ち回りで行われるレースだが、今年は京都競馬場での開催だ。

　中央競馬での開催だけに中央馬が例年よりも多いのだが、本命は京都ダート1900mで重賞勝ちのあるサンライズソアとする。ダートでは大崩れしない馬であり、平安Ｓを勝っているのでコース適性もある。そして鞍上は３週連続ＧＩ勝利中のルメール騎手であり期待できそうだ。

　相手筆頭は重賞男デムーロ騎手が騎乗するアポロケンタッキーとする。一昨年のみやこＳの勝ち馬であり京都コースとは相性が良い。なお、今年はみやこＳはＪＢＣ開催に伴い休止である。一昨年の東京大賞典１着、今年の川崎記念２着とＧＩでも実績があるので期待しよう。

　その他の馬ではシリウスＳをジャパンダートダービー２着でシリウスＳ勝ちの３歳馬オメガパフュームが狙い目。ＪＤＤを勝ったルヴァンスレーヴは後に古馬相手に南部杯を制しており、今年の３歳ダート馬のレベルが高いことが示された。

　それから今年のフェブラリーＳを勝つなど地力の高いノンコノユメも押さえておこう。