あけましておめでとうございます。「一年の経は金杯にあり」と古来から言われていますので、金杯はバッチリ当てたいところですね。今年は１／５ではなく１／６と例年より１日遅い開催です。

　というわけで予想といこう。本命はブラックバゴとする。その名の通りバゴ産駒である。バゴ産駒は中山芝2000mコースでは回収率が単複ともに100%を超えていて、しかも連対率が過去３年で40%という脅威の成績を残している。ブラックバゴ自身もこのコースで勝鞍があり、京成杯でも２着と好走している。ちなみに昨年の京成杯の覇者であるコマノインパルスもバゴ産駒であり、京成杯にバゴ産駒が出てきたら黙って買うのが得策だろう。ブラックバゴは京成杯２着後はなかなか結果を残せずにいたが、昨年からまた活躍するようになってきて、前走ではオープン勝ちを収めた。久々の重賞となるが、得意コースということもあり期待したい。

　相手筆頭はこのレースと同じ中山芝2000mのＧII弥生賞の覇者であるカデナとしよう。弥生賞勝利後は不発だが、早熟とは思えない馬である。2000mがベストの馬なので、距離が長すぎたり不良馬場に脚元を掬われたりしたのが近走不振の理由である。実績のあるコースで復活に期待しよう。

　▲は福島記念の覇者ウインブライト。カデナと同じ４歳馬でどちらを対抗にするかかなり迷ったが、人気のないカデナを対抗にした。直接対決の皐月賞ではクビ差でカデナに先着している馬である。配当を考えてカデナを対抗にしたが、ウインブライドも同じく期待できる馬であり、直近で重賞を勝っているのは大きい。本命馬からこれら２頭の４歳馬への流しが本線だ。

　その他の馬では昨年のラジオNIKKEI賞の勝ち馬のセダブリランテス、高齢だが前走のチャレンジカップでも好走を見せた実績馬デニムアンドルビー、前走オープン勝ちからここに臨む４歳馬ダイワキャグニーを押さえておこう。