きさらぎ賞はとにかくキャリア１戦の馬が来ないレースであり、過去10年間で[0,0,0,8]と惨憺たる成績である。今年は新馬戦を圧勝したダノンマジェスティが人気になっているが、疑ってかかった方が良い。人気がそれほどなければ押さえてもいいのだが、この人気では馬券的妙味はかなり薄いので消すこととする。ダノンマジェスティが勝った新馬戦は単にレベルが低かっただけに思えるし。

　というわけで２戦以上のキャリアのある馬を狙おう。本命はデイリー杯２着のカツジとする。ＧIIで２着というのはこのメンバーでは実績ナンバーワンである。しかも、京都のレースなのでコース適性も問題ない。実績を買ってカツジを本命としよう。

　相手はデムーロ騎手が騎乗するグローリーヴェイズ。前走は500万で２着だが、勝ち馬とのタイム差なしなので実質勝ったものだと思って良い。重賞といえばデムーロだし、特に死角は見当たらないので対抗としよう。

　上記ディープインパクト産駒２頭の馬連一点で勝負だ。京都芝外1800mはディープインパクト産駒の庭である（ということを言うと敢えて消したダノンマジェスティもディープ産駒なのだが）。