この時期の２歳戦は当然のことながらデビューしてからキャリアが浅い馬ばかりで、これまでの実績から実力を比較することが難しい。そこで、このコースが得意な種牡馬に注目してみよう。

　昨年の新種牡馬ロードカナロアであるが、新潟芝外1600mでの成績は[3,3,2,4]と連対率500%の抜群の成績である。単勝回収率も243%と高く馬券的にも期待できる。そのロードカナロア産駒がこのレースには３頭出走している。３頭のロードカナロア産駒を中心に狙っていこう。

　本命は東京で新馬勝ちを収めてここに臨むロードアクアとする。他のロードカナロア産駒２頭は新潟で新馬戦を勝った馬であり、その様な馬の方がコース実績はあると言えるのだが、新潟２歳Ｓはレベルの高い東京で勝った馬が活躍する傾向にある。そのため、本命はロードアクアとしよう。

　他のロードカナロア産駒ケイデンスコールとエイカイキャロルにも注目だ。この２頭の印は人気のない方を重い印にしただけで甲乙は付けがたい。この２頭のワンツーで決まる可能性も十分考えられるので、ロードアクアからの流しではなく縦目も念のために押さえておこう。