荒れるハンデ戦だが何故か斤量の重い実績馬が活躍するレースである。斤量の軽さなどにはとらわれず、人気の盲点になっている実績馬を狙いたい。

　本命は昨年のこのレース２着で高松宮記念を勝ったセイウンコウセイとする。その後不振だったこととハンデの58kgというのが敬遠されて（それから鞍上が松田騎手だということもあり）人気の盲点になっている。鞍上に関しては高松宮記念を勝った時は幸騎手であったものの、昨年のこのレースでは松田騎手が騎乗していたので相性は問題ないだろう。前走の京阪杯は７着だが勝ち馬とのタイム差はわずか0.2秒なので着順ほど負けていない。実績重視でセイウンコウセイを軸にしよう。

　このレースは斤量54kg以下の牝馬はまず来ない。夏の短距離戦のイメージがあるので軽量の牝馬は有利なイメージがあるが、このレースはそのイメージとは逆の傾向にある。というわけで54kg以下の牝馬は全て消して、その他の馬に流そう。傾向といえば１番人気の馬も来ない傾向にあるのだが、１番人気と思われるアレスバローズはデムーロ騎乗なので押さえておこう。先週のＡＪＣＣもそうだったが、重賞にデムーロが乗っていれば不利なデータとは関係なく勝ってしまうことがあるので。