ヴィクトリアマイルは阪神牝馬Ｓが1600mになってからは阪神牝馬Ｓ組の活躍が目立つ。今年の阪神牝馬Ｓは１〜３着がタイム差なし、さらに４着も0.1秒差の大激戦だった。阪神牝馬Ｓ組中心で行くが、本命は４着のアドマイヤリードとしよう。

　ヴィクトリアマイルは前年も同レースで活躍したリピーターが多いレースである。そこで昨年の勝ち馬であるアドマイヤリードを本命とする。阪神牝馬Ｓ４着というのは着順だけ見ると昨年の同２着からと比べて臨戦過程が劣っているように見えるが、実はそうではない。昨年の阪神牝馬Ｓは勝ち馬との差が0.3秒だったのを今年は0.1秒に縮めてきている。得意な東京マイルの舞台の今回は阪神牝馬Ｓ上位３頭よりもこの馬の方が狙い目である。また、デムーロ騎手が騎乗することも期待できるのでこの馬を軸としよう。

　相手はレベルが高かった阪神牝馬Ｓ上位組とする。阪神牝馬Ｓでも本命にしたレッドアヴァンセ（２着）を筆頭に、１着のミスパンテール、３着のリスグラシューに流そう。