12月開催時は４歳馬が強かったレースだが、年明け開催になっても明け５歳馬が強いという傾向は変わらない。というわけで軸は５歳馬としよう。

　本命は５歳馬レッドジェノヴァ。昨年の京都大賞典で牡馬相手のＧIIでも２着に健闘した馬である。このメンバーでは格上だ。鞍上のデムーロ騎手はこのコースで勝率が高いだけではなく回収率も単複とも100%を超えている。もともと重賞に強い上にコースも得意となればデムーロが騎乗するこの馬を軸にしないわけにはいかないだろう。人気が割れているものの前売り１番人気の様だが仕方ない。

　相手筆頭は昨年のこのレースで２着だったレイホーロマンス。昨年の51kgから1kg増の52kgのハンデだが許容範囲だ。それなりの実績を積んだ今年も割と軽量で出走できるのだから狙ってみよう。

　その他の馬では1000万を勝ったばかりで格上挑戦だがハンデ50kgのレイズアベールが勢いと軽ハンデを活かして穴を開けそうで面白そうだ。鞍上の秋山騎手もこのコースでは単勝回収率が200%を超えているし、50kgで乗れる騎手の中ではかなり上手い騎手なので狙ってみよう。

　基本的にこのレースは４歳馬不振なので４歳馬は軽視するが、コース回収率の高い戸崎騎手が騎乗するランドネは押さえておく。

　あとは昨年のこのレースの勝ち馬であるエテルナミノルを押さえよう。