上位拮抗で難しいレースだが、まず消去法で500万条件の馬は消せる。500万条件馬でも重賞で好走歴のある馬は来ることもあるのだが、今年はそういう馬も見当たらない。それから中９週以上の馬も過去10年で[0,0,2,16]と連対例がない。これで人気の一角ランフォザローゼスを消せる。残るは６頭だ。その６頭の中からどうやって軸を決めるかが鍵である。

　日本ダービーと同じこのコースはルーラーシップ産駒の連対率が高い。勝ち星ならディープインパクト産駒が上なのだが、勝率や連対率はルーラーシップ産駒のほうが高く、37.8%の連対率を残している。３回に１回以上連に絡んでいる計算だ。というわけで消去法で消えなかった馬の中からルーラーシップ産駒を狙ってみよう。

　本命はリオンリオン。2200mの大寒桜賞で逃げ切り勝ちを収めており、距離が伸びても問題ないだろう。それからもう１頭のロードカナロア産駒であるタイセイモナークも少頭数ながら2400mのゆきやなぎ賞を制しており、こちらも期待できそうだ。この２頭を軸にして流そう。

　この２頭から（現時点で）オープン馬であるアドマイヤスコール、ピースワンパラディ、ウーリリ、カウディーリョに流す。