本命は大阪杯２着のキセキとする。昨年のジャパンカップではあの驚異のレコード勝ちのアーモンドアイに次ぐ２着だった。菊花賞を勝っているように長距離向きの馬であり、距離が伸びた今回は前走以上の期待ができる。菊花賞馬でありながら春天をスキップしてここに照準を合わせてきたので万全の仕上げと思われる。鞍上の川田騎手は阪神芝2200mで過去３年の勝率35.7%と抜群の成績を収めており、回収率も100%を超える。おそらくハナを切るだろうが頭数も手頃で楽に逃げられる可能性が高い。惜敗続きの馬だが、今度こそは勝利を物にできるだろう。この馬を頭で狙いたい。

　相手は本命馬と同期のダービー馬で昨年秋に天皇賞（秋）を勝って有馬記念も２着だったレイデオロを筆頭に、昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬で海外でも堅実な走りをしているリスグラシュー、昨年の大阪杯勝ち馬でＪＣやドバイシーマクラシックで３着だったスワーヴリチャード、最強の１勝馬エタリオウ、今年の大阪杯勝ち馬アルアインといったところを狙おう。

　上位と下位の差が大きいメンバー構成で、３着もおそらく実力上位の馬で決まるだろうから三連単とする。マカヒキは近走成績を考えると上記の馬より少し格落ちするが、３着はあるかもしれない。３着には上記の馬の他にマカヒキを加えておこう。