あけましておめでとうございます。「一年の計は金杯にあり」と古来から言われていますので、金杯はバッチリ当ててＪＲＡからお年玉を貰いたいですね。

　東西の金杯が同距離で行われていた時代は金杯は荒れるレースだったのだが、京都金杯が1600mになってからは中山金杯はハンデ戦にしては比較的堅いレースとなった。特に近年は１番人気の信頼度が高い。明らかに危険な人気馬じゃない限りは１番人気馬を信頼して良いだろう。

　というわけで本命は１番人気と思われるマウントゴールドとする。重賞勝ちこそないものの、近走は大崩れしない安定した成績を残している馬であり、軸とするのには最適な馬だ。池江厩舎が２頭出しで勝負を賭けてきており、武豊騎手に継続して騎乗してもらえるのも好材料である。中山金杯では過去５年でステイゴールド産駒が２勝、２着１回。もともと中山の芝2000mでは適性が高い種牡馬である。コース適性にも期待しよう。

　対抗は素質馬タニノフランケル。あの名牝ウオッカの仔である。前走で準オープンを勝ち上がり、今回が重賞初挑戦。素質の高い馬なのでいきなり重賞制覇もありそうだ。逃げ馬にとって有利な最内枠を引いたのも心強い。

　▲は２頭出し国枝厩舎の人気のない方のサンマルティンとする。厩舎２頭出しだが、マーフィー騎手を乗せてきているので、人気の一角のコズミックフォースよりもこちらの方が期待できそうだ。

　その他の馬ではこのコースが得意な田辺騎手が騎乗するエアアンセムと中山芝2000mの重賞を勝っているウインブライト、タイムフライヤーを押さえよう。