日本ダービーが終わった次のレースとして行われる重賞である。ダービーを当てた人はここでさらに儲けを膨らまし、外した人はここで取り返すチャンスである。

　本命は長距離向きの種牡馬ステイゴールド産駒のルックトゥワイスとする。重賞勝ちこそないが、日経新春杯２着の実績がある。斤量はその時と同じ55kgだ。レーン騎手が騎乗するのも期待できる。レーンはダービーでは１番人気のサートゥルナーリアに騎乗し、おそらく勝つだろうからインタビューや取材等で忙しいだろう（勝てなかったらそれはそれでショックは大きいだろう）が、外人騎手はそういう時でも最終レースできっちり結果を残すことが多いので心配はいらない。馬自身も大崩れしないタイプの馬であり、軸として狙うのには最適だ。

　相手はアルゼンチン共和国杯２着の実績があるムイトオブリガードや、同じくアルゼンチン共和国杯２着があり昨年のこのレースでも好走しているソールインパクトを中心に手広く流そう。なお、このレースは４歳馬は前走３着以内の馬でなければ来ないということと、ハンデ58kg以上は苦戦という傾向がある。１番人気の昨年の有馬記念馬ブラストワンピースはこのどちらにも当てはまるので消すこととする。ハンデ戦でなければその馬が間違いなく本命なのだが。

　ダービーデーは馬連の配当が5%上乗せされるので、馬連で勝負だ。