本命は良血馬サートゥルナーリアとする。母は日米オークス馬のシーザリオで父がロードカナロアの良血馬である。デムーロ騎手でデビュー以来３連勝でホープフルＳを制した馬であり、初めはそのデムーロがアドマイヤマーズに騎乗するのでそちらを本命にしようかと思った。しかし、中山芝2000mの騎手成績を調べると今回サートゥルナーリアに騎乗するルメール騎手の成績が突出している。過去３年で勝率47.7%、連対率61.4%と抜群の成績であり、さらに回収率が単複ともに100%を超えている。アドマイヤマーズにデムーロを取られたというよりは、鞍上強化のためにルメールを起用したと見た方が良いだろう。ホープフルＳ以来の出走であるが、今年は皐月賞のトライアルレースがあまりレベルが高くなかったし、牝馬のクラシック第１弾の桜花賞では朝日杯ＦＳ以来の出走となるグランアレグリアが勝っているのだから問題ないだろう。

　相手筆頭はそのデムーロ騎手が騎乗するアドマイヤマーズとする。こちらは朝日杯フューチュリティＳを勝った昨年の２歳王者だ。前走の共同通信杯はデビュー以来初の敗戦で２着だったが、あくまで叩き台である。2000mをこなせないことはないと思うので期待できそうだ。

　もう１頭、その共同通信杯でアドマイヤマーズに土を付けたダノンキングリーを押さえておく。瞬発力勝負になればこの馬の出番だ。

　例によって３歳馬連で馬連の配当が5%アップなので馬連で勝負。