東海Ｓが１月に移ってから６年間の１番人気馬の成績が[4,0,2,0]と１番人気馬が堅実に好走している。今年の前売り１番人気は５連勝中のインティであり、２倍を切る圧倒的な支持を受けている。負けたのはデビュー戦だけで、その後５連勝でオープンに登りつめた。オープン入りしたばかりの馬だが、５連勝の内容は全て４馬身差以上の圧勝である。条件戦とは言えそこまでのパフォーマンスを発揮するのだから重賞でも問題ないだろう。このレースと同じ中京ダート1800mでの勝ち鞍があるのも心強い。厩舎２頭出しでの勝負であり、鞍上も武豊騎手とくれば狙わないわけにはいかない。勢いが止まらないインティを本命としよう。

　問題は相手をどうするかである。１月になってからの東海Ｓは１着馬は人気馬が堅実に来るが（１番人気が敗れた２回も単勝７倍以下の馬が勝っている）、２着に人気薄が来て紐荒れとなることが多い。そこで、２着には穴っぽい馬を狙ってみよう。

　ダート中長距離ではベタ買いでプラスのシニスターミニスター産駒であり前走オープン特別２着のマイネルバサラ、このコースでの回収率が高いステイゴールド産駒のアングライフェン、昨年のこのレースで単勝万馬券ながら勝ち馬と3/4馬身差まで迫り３着馬に６馬身差の２着と健闘したコスモカナディアン、コース回収率の高い藤岡康太騎手が騎乗する昨年のこのレースの３着馬モルトベーネの４頭を紐で狙おう。