ハンデ戦だがハンデに恵まれているシゲルピンクダイヤを本命とする。桜花賞２着そして前走の秋華賞は３着だったが、それでいて他の３歳馬と変わらない54kgの斤量である。前走ＧＩ３着馬が斤量減でハンデＧIIIに出てきているのだからこれは「買い」である。また、距離短縮も好材料だ。中山コースは初めてだが、能力と斤量を考えるとこの馬だろう。人気は割れているが前売りで１番人気になっているもののこの馬から行きたい。

　相手筆頭は穴っぽいところを狙って同コースで行われたフェアリーＳの勝ち馬でこのコース２戦２勝のフィリアプーラとする。近走はイマイチであるものの、実績のあるマイルに戻った今回は狙い目である。

　外枠不利な中山芝1600mで狙いたい馬が外枠に固まっているのだが、内枠の馬で狙えるのはモアナ。オープン入りしたばかりだが、このコースで[2,1,1,0]の実績があるので押さえておこう。

　その他の馬ではオープン入り初戦だが秋華賞以外は安定した成績を残しているエスポワール、中山巧者コントラチェック、前走は軽ハンデなものの牡馬相手の重賞で圧勝で騎手もコース回収率の高い横山典弘騎手が騎乗するトロワゼトワルを押さえておこう。