荒れる要素たっぷりのローカルハンデＧIIIである。本命は酒井騎手騎乗のレイホーロマンスとしよう。酒井は軽い斤量もこなせる騎手の中ではかなり巧い騎手であり、軽ハンデで穴を開けることが多い。この馬自身も一昨年のこのレースで２着に来て穴を開けている。…と思ったら、今年の愛知杯は中京ではなく小倉開催なのだから、必ずしもコース適性があるとはいえない。しかし、 小倉では１勝２着１回があるので小倉が向かないということはない。また一昨年の小倉記念（このレースと同じ芝2000m）では牡馬相手に４着に好走している。小倉コースでも問題はないだろう。７歳と高齢なのが気になるが、つい３週間前までは６歳だったのでそこまで気にする必要はない。今年は「愛知」と言いながら中京ではなく小倉開催なので過去の傾向はあまり役に立たない。ただしローカルハンデＧIIIということは変わりないので、荒れるということは変わらないだろう。穴を開けることの多い「軽ハンデの酒井」が騎乗するレイホーロマンスで勝負だ。

　どの馬が来てもおかしくない混戦模様のローカルハンデＧIIIなので、相手は総流しとしよう。