我が本命メイケイダイハードが見事な勝利を決めた。道中は中団に付け、やや前を行くミッキーブリランテが早めに仕掛けると、それを目標に進出開始。直線では長く着実に良い脚を使い、先頭に躍り出た。最後にラセットにクビ差まで詰め寄られるものの、先頭でゴールイン。切れる脚はないが、使い尽くめで力の要る今の阪神の様な馬場はパワーを活かせるので合っているのだろう。

　メイケイダイハードは18番人気での勝利。18番人気以下での重賞制覇はあのサンドピアリスの1989年エリザベス女王杯（20番人気）以来だそうである。馬連８万馬券を的中したが、単勝もここまで人気がないのなら押さえておけばよかったかな。

　２着は勝ち馬と同じ枠のラセット。最後はクビ差まで詰め寄ったが、惜しくも届かなかった。３着エントシャイデン、４着ケイアイノーテックもそれぞれクビ差とハンデ戦らしいレースだった。この混戦の中で、勝ったメイケイダイハードはその４頭の中で最軽量であり、斤量差が活きたのだろう。そして、その斤量差を活かして絞るように勝利をもぎ取った酒井騎手はさすがハンデ戦の名手である。

　というわけで馬連８万馬券を的中したわけであるが、エントシャイデンがあと少しだけ頑張ってくれたら16万馬券になっていた筈である。最後は４頭が僅差の大混戦。軸馬の相手には他の馬の中で最も人気のない馬が来て欲しかった。８万馬券を当てておきながら贅沢だが、クビ差だっただけに惜しい。

的中 100pts x 800.1 = 80010pts!