本命は一昨年、昨年とこのレースを２年連続２着を続けているナックビーナスとする。２年連続（後で調べたら３年でした）連対しているというだけあってコース適性は抜群だ。７歳という年齢が不安材料だが、が昨年暮れもオープン特別とはいえ好走しているので問題はないだろう。前走のタンザナイトＳは２着に敗れたが、それは斤量の差である。２走前のこのレースと同じ中山芝1200mで行われたラピスラズリＳでは、牝馬で58キロを背負いながら２馬身半差の勝利を収めている。７歳目前の牝馬がオープン特別とはいえ、こういう勝ち方ができるということは破格であろう。コース適性があり、まだ衰えは見せていないナックビーナスを本命としよう。

　相手筆頭はスプリンターズステークスの勝ち馬タワーオブロンドンとする。スプリンターズＳからの直行が不安視されているのか、同３着のダノンスマッシュの方が人気を集めているが、スプリンターズＳを勝ち切ったタワーオブロンドンの実力に期待して、こちらを対抗とする。

　スプリンターズＳ３着のダノンスマッシュも海外遠征明けということが不安があるにも関わらず人気になっているが、力のある馬である。あくまで本線はタワーオブロンドンだが、ダノンスマッシュも押さえておこう。