本命はエピファネイア産駒のジオルティとする。エピファネイア産駒は札幌芝1800mで勝率50%、連対率に至っては83.3%とかなり得意としていて、回収率も高い。まさにコース巧者である。勝率ならゴールドシップ産駒も42.9%と高く回収率はゴールドシップ産駒の方が高いが、今回の出走馬には該当馬が多い。８割以上連対しているエピファネイア産駒に期待しよう。ジオルティ自身は函館の新馬戦は敗れたものの、札幌に転戦して芝1800mで勝利を挙げている。このコースが合っているのだろう。そして、今回は加藤翔太騎手からルメール騎手への乗り替わりである。この大幅鞍上強化にも期待できそうなので、本命としよう。

　相手筆頭はブチコの仔ソダシ。母はダート重賞で活躍した馬だが、この馬は芝の新馬戦で勝ち上がった。古馬になってからはわからないが、２歳の早い時期なら芝でも対応できるだろう。厩舎２頭出しで勝負がかりと思われる。この白毛一族は重賞でもコンスタントに活躍馬を出している名牝系だ。ちなみに、母のブチコはその名の通り斑のある馬だったが、この馬は完全に真っ白な白毛馬である。

　その他の馬も１勝馬ばかりでどの馬が来てもおかしくない。本命が人気薄ということもあり、本命馬から総流しで勝負しよう。