人気薄のラブアンドポップが最後の直線で伸びを見せて、重賞初制覇。一昨年の阪神ジャンプＳでアップトゥデイトに半馬身差の２着の実績がある馬だが、その時は高田騎乗だった。今回も障害重賞の名手である高田が乗っていたら狙えたのだが、高田騎乗じゃなかったので無印にしていた。ちなみに、障害を完走したのはその阪神ＪＳ以来である。

　２着はフォワードカフェ。向正面で早めに上がっていき、直線に入ると先頭を奪った。そのまま勝つかと思われたが、最後に勝ち馬の末脚に屈して惜しくも２着。障害では１勝しかしていないものの、常に馬券圏内には入っている安定した馬だ。

　人気のトラストは馬券圏内に入れず、５着と掲示板に載るのがやっとだった。好スタートを決めて当初はハナに立ったが、すぐにプラチナアッシュにハナを奪われて２番手となった。その後、離れた２番手で折り合っていたものの、ケイティクレバーにマークされて押さえきれずに逃げ馬の直後まで上がっていった。厳しい展開となり、ペースを乱されたのが敗因だろう。

　我が本命ケイティクレバーはトラストをマークする形での３番手だった。勝ちに行ったレースだったが、直線では脚が残っておらず、12着に惨敗だった。また、障害を飛越するたびに後退しているのが気になった。平地の脚はあるが飛越がうまくないのか。東京ならどうにかなると思ったが、重賞の壁は厚かった。

外れ