首都圏に大雪の恐れがあるという予報があったため前日発売が取り止めとなっていたが、予定通り行われるそうである。ダートが得意な馬は東海Ｓに回ってるし、ダート変更になったらどの馬を狙えばいいのだろうかと考えたが、それは杞憂に終わった。

　本命は昨年の菊花賞で無敗の三冠馬コントレイルと激しい一騎打ちを繰り広げた末にクビ差２着だったアリストテレスとする。三冠馬と差のないレースをした菊花賞を見ると、かなり強い馬だということがわかる。４歳になってさらに成長していることが見込まれるので、ここで本命としよう。鞍上もあの菊花賞と同じルメール騎手なので期待できそうだ。

　相手筆頭は昨年のこのレースの２着馬ステイフーリッシュ。ＧＩ以外は大崩れしない安定した馬である。昨年とは異なり重馬場で行われることが予想されるが、父がステイゴールドで母父がキングカメハメハという血統は、重馬場もこなせるだろう。

　その他の馬ではサトノフラッグ、ヴェルトライゼンデの菊花賞組の４歳馬を押さえておく。ヴェルトライゼンデは菊花賞では不発だったが、２番人気に支持されるような有力馬であり、菊は距離が長すぎたのかもしれないが2200mなら問題なくこなせる筈の馬である。