昨年の春秋グランプリを連覇したクロノジェネシスとデビュー以来６戦無敗で大阪杯を勝ったレイパパレの一騎打ちのムードがあるが、ここは敢えて２年連続２着のキセキを本命としたい。

　枠順発表前から２強以外で狙える馬はキセキだと思っていたが、大外枠を引いたので本命に格上げとした。宝塚記念は大外枠の馬の成績が顕著である。過去10年の宝塚記念における大外枠の成績は[3,0,1,6]で、８枠の成績は[7,0,2,13]と抜群の成績である。２年連続連に絡んでいる馬が大外枠を引いたので、ここで狙ってみたい。菊花賞以来勝利からは遠ざかっているが、善戦は続けておりそろそろもう１つＧＩを勝ってもおかしくない馬である。二度あることはサンドピアリス（使い古されたダジャレだが最近ユニオンの馬が調子がいいので敢えて使おう（笑））というのでまた２着かも知れないが、馬連で狙うとしたら最適である。２強も確かに強いが、配当的な妙味を考えてこの馬を本命としよう。

　他にはグランプリレースに強いクロノジェネシスと、無敗で底を見せていないレイパパレを狙う。海外遠征帰りじゃないという理由でレイパパレを対抗とするが、２強＋キセキの３頭の馬連ボックスで勝負しよう。