本命は一昨年のこのレースの覇者で昨年も２着のライオンボスとする。新潟芝1000mでは[4,2,0,1]と好実績を残している。唯一の凡走が前走の韋駄天Ｓであるが、今年は異例の連続開催と雨で悪化した馬場だったため、時計の掛かり方が尋常ではなかったことから度外視していいだろう。今回は開幕週で時計の出る馬場状態と思われるので、巻き返しに期待したい。メンバーの半分以上が条件馬の今年は３年連続連対に期待できそうだ。

　相手本線は韋駄天Ｓの覇者タマモメイトウ。前走は出遅れながらもスプリント戦を制した。短距離での出遅れは致命的になりやすいだけに、それでも勝つのだから能力は高いと思われる。津村騎手は新潟芝直線1000mで単勝回収率が200%を超えるスペシャリストだ。前述通り、今回は韋駄天Ｓとは馬場状態がかなり違うと予想されるが、直線1000mが得意な騎手の連続騎乗なので期待しよう。

　相手２番手は韋駄天Ｓ３着のロードエース。しばらくダートを使ってきた馬だが、前走で芝への適性も示された。今回は高速馬場をこなせるかどうかが鍵となるが、韋駄天Ｓ上位馬はこのレースでも例年好走しているので、狙ってみよう。

　その他の馬では３歳オープン馬のモントライゼとオールアットワンスを押さえておく。このレースでの３歳馬は苦戦する傾向にあるものの、今年のメンバー構成なら好走の可能性もあるので、念の為に押さえておこう。