共同通信杯は１番人気馬の成績があまり良くないのだが、今年の１番人気馬ステラヴェローチェは外せない。サウジアラビアロイヤルカップを勝ち、朝日杯フューチュリティＳでも２着という実績は抜きん出ている。これだけの実績馬なので、本命とするしかないだろう。今回は57kgと他馬より重い斤量を背負うことになるが、能力の違いで克服できるはず。ＧIII勝ち＆ＧＩ２着の実績のあるこの馬を本命としよう。

　相手本線はキングストンボーイ。皐月賞馬でダービー２着のエポカドーロの弟である。このコースで過去３年で46.8%の連対率を誇るルメール騎手が騎乗するのも大きい。血統と鞍上でこの馬を狙ってみよう。

　もう１頭、牝馬ながらここに挑戦してきたレフトゥバーズも押さえよう。デビュー戦は牝馬限定戦ながら３馬身半差の圧勝だった。そのタイムは前日のクイーンカップを勝ったアカイトリノムスメの赤松賞勝利時と同じであり、アルテミスＳを上回っていた。新馬戦を勝っただけの馬だが、その新馬戦で見せたパフォーマンスを見る限り、ここでも期待できる。鞍上の戸崎騎手もこのコースは得意であり、回収率も単複100%を超えており、狙い目だ。