我が本命ボナパルトがハナを切り、トラスト、マーニと続く隊列でのレースだったが、２周目３コーナー手前でマーニが開いた内を突いて先頭に躍り出た。そのマーニが最後まで先頭をキープして、初重賞制覇である。鞍上の三津谷隼人騎手はこれが障害初制覇、そして現役ラストランである。７年目の24歳の騎手が初重賞制覇だと「さあ、これからだ」となるのだが、彼の場合これで引退である。私は東京競馬場のターフビジョンで観ていたのだが、東京競馬場でもゴールの瞬間拍手が沸き起こった。おそらく現地でも制限付き入場のため観客は少ないが、観客数の割には大きな拍手が湧いたのであろう。実況によると直線に置かれた最終障害を越えた頃には拍手が鳴り止まなかった様である。

　２着はトラスト、３着はスマートアペックスと、順番こそ違え１〜３番人気馬が１〜３着を独占する結果だった。

　我が本命ボナパルトは一時は後続を大きく離して逃げていたものの、２周目３角で勝ち馬に差されると徐々に下がっていった。最終的に上記３頭に次ぐ４着だった。

　ところで、予想本文で「そもそも京都には襷コースがないし」とカイタノだが、現在の中京にも襷コースは無かった（改装前はあった）。京都でできない代替ということで、阪神競馬場のコース形態と勘違いしていた。私としたことが…。

外れ