今年は京都ではなく中京で行われる京都新聞杯である。そこで、本命は同じ中京芝2200mで行われた１勝クラス大寒桜賞を勝ったマカオンドールとしよう。中京コースでは２戦２勝の中京巧者である。大寒桜賞と言えば例年は京都新聞杯よりも先週行われた青葉賞との相関性の強いレースだが、中京で行われる今年は京都新聞杯との相関性が強くなるだろう。コース巧者のマカオンドールを本命としよう。

　相手本線はレッドジェネシス。友道厩舎２頭出しの一角である。もう１頭の友道厩舎の馬であるルペルカーリアもエピファネイアやサートゥルナーリアの下の良血というのが魅力だが、モーリス産駒はこのコースを苦手としていて７戦して一度も馬券に絡んでいない。それなら前走ゆきやなぎ賞で圧勝のレッドジェネシスの方が分がありそうだ。

　もう１頭、ワイドエンペラーを押さえておこう。このレースと同じコースで行われた大寒桜賞の３着馬である。ルーラーシップ産駒はこのコースでの成績が良く、回収率も単複ともに100%を超える。本命馬ほどではないが、この馬もコース適性があるので押さえておこう。