本命は香港スプリントの覇者ダノンスマッシュとする。一昨年はこのレースで４着と善戦したものの、昨年は10着に惨敗した。ただし、去年は道悪だったので参考外として良い。昨年は中京で行われたセントウルＳを勝っているので、コース適性は問題ない。ロードカナロア産駒も鞍上の川田騎手もこのコースを得意としている。昨年末に香港スプリントを勝ったことで一皮むけ、昨年までよりもパワーアップしているだろう。唯一の不安材料は休み明けだが、それさえ問題なければ三度目の正直の勝利を物にできるだろう。

　相手本線は今年は高松宮記念と同じ中京で行われたシルクロードＳで最先着（２着）のライトオンキューとしよう。シルクロードＳでは57.5kgのハンデで連に絡んだのだから、斤量が軽くなる定量戦の今回も期待できる。今回は横山典弘騎手に乗り替わりであり、鞍上強化にも期待しよう。

　その他の馬では、生粋のスプリンターではなくマイラーと思われるが能力は高いレシステンシア、シルクロードＳでライトオンキューとタイム差無しのラウダシオン、昨年のこのレースの勝ち馬モズスーパーフレアを押さえておく。

　人気の一角のインディチャンプは初のスプリント戦となるが、ステイゴールド産駒はこのコースで通算成績が[1,4,5,80]（勝ったのは未勝利戦）と不得手としている。距離が短いと思われるので消しとしよう。