本命はテイエムサウスダンとする。ダート競馬の雄グランド牧場生産のサウスヴィグラス産駒である。前走は1400mのオープン特別すばるＳを勝って、久々に重賞に臨む。中央の重賞も勝てるぐらいの力は持っている馬なので、ここで勝って弾みを付けたいところだ。フェブラリーＳに向けての賞金加算に期待しよう。この馬を軸に勝負だ。

　相手筆頭はレッドルゼル。前走のカペラＳは２着だったがタイム差なしの勝ちに近い内容だった。大崩れしない堅実な馬であり、また、ロードカナロア産駒はこのコースとも相性が良いので期待しよう。

　相手二番手はタイムフライヤー。チャンピオンズカップは８着に敗れたものの、メンバーのレベルが下るＧIIIなら勝負になるだろう。

　それから、昨年の勝ち馬モズアスコットのような馬を探すとしたらステルヴィオ。初ダートなので適性がどうかだが、前述のようにロードカナロア産駒はこのコースでの成績が良い。回収率も単複とも100%を超えており馬券的にも狙える。芝での成績を考えるとダート適性さえあればここでもやれるだろう。