本命は昨年同コースで行われた新潟大賞典の覇者で前走は函館記念を制したトーセンスーリヤとする。サマー2000シリーズで現在３位につけており、トップのソダシとは2ポイント差である。ここで勝てば逆転である。トップとの差はわずか2ポイントなので、４着でも逆転はするのだが、サマー2000シリーズ最終戦であるこのレースには優勝を狙える圏内にいるショウナンバルディも出走しているので、きっちり勝って（最悪でも２着で）優勝を確実にしておきたいだろう。おそらく万全の仕上げで出走してくるだろうから、コース実績もあるこの馬を本命としよう。

　相手は前述のショウナンバルディ。この馬もサマー2000シリーズ逆転優勝の芽があるので、本気度は高いと見た。重賞勝ちこそないものの、重賞でも確実に上位に食い込んでいるので能力はある。

　その他の馬ではオープン入りしたばかりだが新潟コースで２戦２勝のエフェクトオンを中心に、新潟芝外2000mで２戦２勝のパルティアーモ、エプソムカップの覇者ザダル、中京記念３着でハンデに恵まれたクラヴェルを押さえておこう。