ローズＳはオークス上位馬が強い。今年はオークス１〜３着馬がおらず混戦模様だが、オークス馬上位組から入りたい。

　本命は出走馬中オークス最先着（４着）のタガノパッションとする。オークスは中２週の厳しいローテーションで４着と結果を出せた。３月デビューで仕上がり途上の中でこの結果を出せたのだから、一夏を越しての成長を考えると期待できそうだ。デビューが遅かっただけに、伸びしろは十分である。

　対抗は桜花賞もオークスもともに５着のアールドヴィーヴル。両クラシックで掲示板入りする安定感のある馬である。オークス馬券圏内組がいないここでは実力上位だ。本命馬と同様に期待しよう。

　その他の馬では中京芝2000mでの回収率が単複ともに100%を超えるエピファネイア産駒を押さえておこう。スパークルとレアシャンパーニュである。スパークルは古馬相手に２勝クラスを勝った馬であり、クラシック組以外では実績上位である。レアシャンパーニュは１勝クラスを勝ち上がったばかりだが、浜中騎手への乗り替わりが期待できそうだ。

　タガノパッションとアールドヴィーヴルは甲乙つけがたいので、この２頭の馬連を本線とし、さらに２頭から押さえの馬に流しておこう。