昨年から「ディープインパクト記念」が付いた報知杯弥生賞である。もともと堅めのレースだが、今年は頭数も少ないので堅く収まりそうだ。

　というわけで本命はデビュー以来無敗の３連勝でホープフルＳを制したダノンザキッドとする。このレースと同じコースで行われるホープフルＳの上位馬は意外と来なかったりするのだが、今年は頭数も少なく紛れが少なそうなのでこの馬を信用したい。ここは皐月賞に向けて一叩きだと思うが、実力が抜けているので八分の力でも勝てるだろう。ここを勝たないとこのレースのレース名にもなったディープインパクトの様に「無敗の三冠馬」にはなれないわけだから、ここも無難に制してもらいたい。

　相手は、これまた手堅くシュネルマイスターとしたい。前走は１勝クラスのひいらぎ賞を３馬身差の圧勝。これだけのパフォーマンスを出せる馬なので、ここはクラシックに向けて賞金を加算しておきたいところだ。鞍上のルメール騎手はこのコースの過去３年の勝率が39.3%で、連対率に至っては55.4%と驚異の成績を残している。このコースに出てくれば半分以上連に絡んでいる騎手の腕に期待しよう。

　堅い予想だが、３歳馬連の配当アップに期待して馬連一点勝負とする。それでもあまり付かなそうなのが難点だが、堅めの重賞で少頭数なので仕方ないだろう。