ＧＩレースの谷間のＧIIアルゼンチン共和国杯は過去10年で３歳馬が[2,0,2,0]と出走馬は少ないものの、出てくれば確実に馬券になっている。そこで、３歳馬を狙ってみよう。

　本命は唯一の３歳馬キラーアビリティ。昨年のホープフルＳの勝ち馬であり、２歳戦ではあるもののＧＩ馬である。そのホープフルＳの２着馬ジャスティンパレスは後に神戸新聞杯を制し、菊花賞でも差のない３着に好走した実力馬だ。その馬を下してＧＩを制したキラーアビリティも、それだけ能力が高いと言える。春のクラシックでは結果を出せなかったが、ＧIIレベルなら勝ち負けとなるだろう。

　相手は国枝厩舎の２頭ボスジラ、ハーツイストワールが中心。ボスジラは丹頂Ｓを勝って勢いづいておりこのレースで過去10年で４戦２勝３着１回のルメール騎手が乗るので期待できる。この馬相手を本線としよう。もう一方のハーツイストワールも春天は惨敗だったもののそれ以外は安定した成績を残している。

　その他、ダイヤモンドＳの覇者テーオーロイヤル、目黒記念２着のヒートオンビートといった有力馬を押さえておこう。