本命は朝日杯フューチュリティＳ３着のダノンスコーピオンとする。同じ阪神芝1600mで行われた朝日杯ＦＳで馬券に絡む活躍をしたのだから、その時よりメンバーのレベルが下がった今回は狙い目である。前走の共同通信杯は距離がちょっと長かったことと仕上がり途上ということもあって７着に敗れているが、実績のあるコースに戻った今回は狙い目だ。川田騎手もこのコースをかなり得意としており、過去３年で勝率36.7%で回収率も単複ともに100%を超えている。

　対抗はディオ。未勝利戦ながらこのコースで勝利の実績がある。前走のスプリングＳは距離が伸びたこともあり５着に敗れているが、勝ち馬との差が0.3秒なので大きく負けたわけではない。リオンディーズ産駒はこのコースでの単勝回収率が290%と期待値が高い。

　種牡馬のコース回収率といえば、今回の出走馬の父の中ではエピファネイア産駒の311%というのが目立っている。勝率も11.6%と結構高い。そのエピファネイア産駒のセルバーグを押さえておこう。１勝クラスでも３着と勝ち上がれていないが、新馬戦ではこのコースで勝っている。このコースに限ったことではないが、エピファネイア産駒は一発があるので押さえておこう。今春は３歳重賞のワイドの払い戻しが5%上乗せされるので、人気薄のこの馬はワイドも押さえておこう。