本命は前走中山牝馬Ｓで２着のアブレイズとする。この福島牝馬Ｓは中山牝馬Ｓ組が好走するレースなのだが、アブレイズは56kgのハンデを背負いながら２着に好走した。勝ったクリノプレミアムが53kgということを考慮すると、実質勝ったようなものである。３歳春にフラワーカップを勝っている実績馬だが、前走は久々に重賞で連対した。前走の56kgのハンデは２歳時の活躍が考慮されてのものと思っていたので軽視していた。そう思って人が多いらしく人気薄だったが、見事に復活した。しばらく不調が続いたが、往年の力が戻ってきた様なので、本命としよう。

　対抗はその中山牝馬Ｓを勝ったクリノプレミアム。前走の勝利はハンデの恩恵があったのも確かだが、福島芝1800mコースで２勝クラスながら３馬身差の圧勝をしたこともある馬である。コース実績を考えると、今回も侮れない。

　その他の馬では一昨年のこのレース（昨年は新潟だったので現時点で最後に福島で行われた福島牝馬Ｓ）の勝ち馬フェアリーポルカと、福島芝1800mでの産駒実績があるリオンディーズ産駒のアナザーリリックを狙ってみよう。

　アブレイズ絡みの買い目を厚めに行くが、波乱の要素があるので上記の馬の馬連ボックスとしよう。