本命は昨年の秋華賞馬の良血馬アカイトリノムスメとする。赤い鳥つまりアパパネの娘であり、父はディープインパクトと三冠馬同士の配合である。重賞２勝でＧＩも勝っている実績は、このメンバーでは間違いなく抜けている。前売り段階では１番人気であるものの、一本かぶりなわけではなく思ったほど人気がない。これは「買い」だろう。前走のエリザベス女王杯は不発だったが、地力のある馬なので休養して立て直した今回は改めて期待しよう。

　相手本線は昨年の勝ち馬デゼル。昨年勝っているのだからコース適性は問題ない。前走愛知杯はハンデ戦であり軽ハンデの馬を捉えられずに３着だったが、別定戦のここは好走が期待できそうだ。

　その他に穴として前走３勝クラスの惑星ムジカ、テーオーラフィットを押さえておく。エピファネイア産駒とリオンディーズ産駒はこのコースでの単勝回収率が300%を超えている。その２頭の産駒であるムジカとテーオーラフィットは格上挑戦であるものの、一発がありそうなので押さえる。