上位拮抗で人気が割れているが、まず人気馬の中で消せる馬を挙げておく。これを書いている時点で１，２番人気の３歳馬トウシンマカオ、ウインマーベルは消し。トウシンマカオの父ビッグアーサーの産駒は札幌芝1200mの過去３年の戦績が[0,0,0,7]と不発である。同様にウインマーベルの父アイルハヴアナザー産駒もコース成績が[0,0,1,4]とこのコースを苦手としている。両頭とも３歳で経験が少ないので未知の魅力で人気になっているが、このコースは合わないと見た。それ以外の有力馬を狙おう。

　本命は札幌コース３戦３勝のヴァトレニとする。札幌での３勝はすべて1500mだが、前走函館で行われた青函Ｓでは1200mの距離も克服している。札幌芝1200mにも適性はありそうだ。連勝の勢いがあるので重賞でも期待しよう。

　対抗はこのレースで一昨年１着、昨年２着のエイティーンガール。ともに人気薄だったが、レース巧者である。今年は過去２年よりも人気となっており、６歳と高齢の域に達しているが、レース実績は侮れない。

　もう１頭函館スプリントＳ最先着（２着）のジュビリーヘッドも押さえておこう。勝ちきれないまでも成績は安定しており、札幌芝1200mで勝った実績があるのも心強い。

　上記３頭の馬連ボックスで勝負しよう。