あけましておめでとうございます。「一年の計は金杯にあり」と古来から言われていますので、金杯はバッチリ当ててＪＲＡからお年玉を貰いたいですね。

　さて、中山金杯の本命は昨年のこのレースで３着、一昨年は２着にもかかわらず前売りを見るとあまり人気のないウインイクシードとしよう。昨年は中山記念でも３着に好走し、1800m〜2000mの重賞では安定した走りを見せている。８歳という高齢がネックだが、まだ年が明けたばかりなので、ついこないだまでは７歳だった馬である。過信は禁物だが、そう悲観することはないだろう。ここ２戦は不発だったが、昨年とハンデが変わりないのは好材料だ。得意の中山金杯での一発に期待して、昨年に引き続き本命とする。

　相手は手広く行くが、本線はスカーフェイスとする。スプリングサンダーの仔であり、スズカマンボの甥にあたる。前走のチャレンジカップは５着だったが、オープン入りして２戦目でありクラス慣れしてきてもっと走れると思う。なお、この馬の馬主はデビュー当時は生産者と同じグランド牧場だったはずだが、３走前から同牧場会長の伊藤佳幸氏に名義が変わっている。社長から会長になったのを機に、牧場所有の馬を個人所有としたのだろうか？

　その他の馬では、ヒートオンビート、ヴィクティファルス、トーセンスーリヤ、レッドガラン、ロザムール、シャムロックヒルあたりを押さえておこう。