きさらぎ賞は堅いレースであり、人気どころで決まることが多い。中京での代替となった昨年も１〜３着は１〜３番人気で決まっている（ただし１番人気馬は３着）ので、その傾向は続いている。というわけで人気どころを中心に狙っていこう。

　降雪の影響があるかもしれないということで前売り発売が中止となったため人気を読みづらいが、本命はストロングウィルトする。シルバーステート産駒は中京芝2000mコースで出走回数こそ少ないものの、勝率25%と好成績を残しており、単勝回収率は648%と優秀だ。また、鞍上の松山騎手は堅く決まることが多いきさらぎ賞で７番人気馬で勝ったり３着に持ってきたりとこのレースを得意としている。今年は中京での代替開催だが、松山は中京芝2000mコースでも成績が良く回収率も単複とも100%を超えている。未勝利戦を勝ったばかりの馬だが、血統的にコースも合っていると思われるので、ストロングウィルを本命としよう。

　相手はこのコースですでに勝利を挙げているダンテスヴューとホープフルＳ６着からの巻き返しを図るマテンロウレオの人気馬２頭としよう。