プロは馬券でメシを食う?

バックナンバー(10/11-11/1)

11/1

東京 天皇賞(秋) (G I) 芝2000m
4歳上牡牝定量
 東西のユタカによって繰り広げられるであろう「逃げ合戦」3角あたりまではサイレンススズカサイレントハンターで決まりであろう。この2頭に共通することと言えば「破天荒な逃げ」であるが、スタートがあまりうまくないという点も似ている。馬の力では当然連勝街道まっしぐらのサイレンススズカの方が上であるが、その取捨が問題となってくる。

 おそらくサイレンススズカが一番人気となるだろうが、秋天は一番人気苦戦という伝統がある。サクラローレル、ビワハヤヒデといった死角のない馬ですら勝てないでいる。府中2000mは「魔のコース」と言われる問題のあるコースである。スタートしていきなりのカーブ。かのメジロマックイーンを降着に陥れた。その曰く付きのコースでスタートのあまりうまくない逃げ馬が本命視されている。それでも同型馬がいなければ勝負になるだろうが、今回はサイレントハンターという同型馬が出てきており、バテさせあいになる可能性が考えられる。前走は「強い逃げ馬」の勝ち方はしたものの、2,3番手からいって勝てたわけではないので100%の信頼はおけない。というわけで、例年通り一番人気は切らせてもらう。(この予想書き始めてから今まで3年連続でそうしてるし、そのうち2回は的中しているしね。)最内枠という逃げ馬に有利な枠なのが気になるが。

 でもって狙い目は?サイレンス、サイレントの作り出すハイペースで差し、追い込みには有利な展開となるだろう。しかも府中の長い直線。そこでまず名があがるのがメジロブライトだ。ステイヤーというイメージがあるが2000mでも十分通用する。実力ならナンバーワンだ。

 そしてもう一頭後ろからいくシルクジャスティス。この馬は叩かれてよくなる馬である。鉄砲の前走京都大賞典でも善戦したが、今回はさらに期待が持たれる。

 そして春天、宝塚2着の堅実派ステイゴールド。これで前走の京都大賞典も2着ならもっと人気になっただろうが、結局4着。今回も2着に突っ込んできそうなので連の相手とするなら狙い目だ。(馬単があったらヒモ流ししたのに(笑))

 さらにもう一頭サンライズフラッグだ。エアグルーヴを敗ったのはスズカ(&Sゴールド)だけではない。この馬も鳴尾記念でエアグルーヴを下した馬。芝2000mで6戦して5連対。しかも4着以下になったことはない。距離適性ではメンバー中ナンバーワンだ。

 というわけで今年も1番人気を除いた4頭のBOXで勝負!!!




(ボックス) メジロブライト500pts
シルクジャスティス
ステイゴールド
サンライズフラッグ

1着オフサイドトラップ配当 12210
2着ステイゴールドコメント

10/25

京都 秋華賞 (G I) 芝2000m
4歳定量
 開設して3年目。一昨年が万馬券で昨年が一番人気。両極端である。今年はファレノプシスとエアデジャブーが人気を集めているが、ホントに2強なの?昨年の4歳世代ではメジロドーベルとキョウエイマーチが抜けた存在だったと思うが、今年の2強と言われる馬はずば抜けてるというほどでもない。エイダイクイン、ダンツシリウスを初めとする有力馬が怪我に泣いた上での押し出され組だと思う。

 先日三冠馬ナリタブライアンが若くして亡くなった。そのナリタブライアンと血統の近いのがファレノプシス。また、武豊が5週連続重賞勝利中。その武豊が乗るのがファレノプシス。特に死角は見あたらないが、馬の強さ以上に人気先行になる要素が揃っている。だからファレノプシスは切らしてもらう。来たらしょうがないということで。

 それで、狙い目その1はもちろんエアデジャヴー。クラシックでは桜3着樫2着と惜しいレースをしたが、ここでも有力である。実際オークスではファレノプシスに先着しているし。

 オークスといえばエリモエクセルだ。しかし、オークス以来の出走である。そこであまり人気にならなそう。だから、押さえておいて損はないだろう。実績はあるし、ここでもあっさり勝ってしまう可能性がある。一昨年の覇者ファビラスラフィンもNHKMC以来の鉄砲で勝っているのだし。

 秋華賞は旧エ女杯と違い京都内回りで行われる。内回りは先行馬有利である。そこで5枠の2頭。ビワグッドラックエリモピュアを押さえておこう。ビワグッドラックはダートばかり使われていたが、芝に転向してから大活躍(といってもたった2戦だが)。ローズSではファレノプシスに0.1秒差の2着。実は芝向きだったのである。エリモピュアも似たようなところがある。ローズSは3着でどうにか出走権を確保するだけにとどまったが、マイペースで逃げ切ればあっさり勝っちゃうかも。




エアデジャヴー エリモエクセル700pts
ビワグッドラック
エリモピュア
エリモエクセルビワグッドラック300pts
エリモピュア
ビワグッドラックエリモピュア

1着ファレノプシス配当 10460
2着ナリタルナパークコメント

10/11

(毎日王冠の下に京都大賞典を追加しました 10/10)

東京 毎日王冠 (G II) 芝1800m
4歳上別定

 まだ月曜だが書いておく。週末になったら変わっているかもしれないが。

 はっきり言ってこのレースは3頭立てのようなものである。メジロドーベルが出てくれば4頭立てだが、出てくるのかな?では、その3頭についてコメントしてみよう。

 グラスワンダー。私は4歳正月からダービーまでの期間限定POG、しかも3歳時の成績はハンデとしてマイナスされるというルール付き、をやっていた。そのPOGで一位指名にしたのがこの馬。3歳時に大活躍したせいでマイナスポイントが多かった上に、4歳になって出走しなかったので獲得したポイントはゼロ。私にとっては大きなお荷物だが、POG一位指名馬だけに愛着がある。
 ところで、毎日王冠の別定条件は「4歳55キロ、5歳以上57キロ、10/7までG1一着馬2キロ増、G2一着馬1キロ増、ただし3歳時の成績を除く」である。つまり、4歳であり、4歳時初出走のグラスワンダーは55キロという軽い斤量で走れるのである。これは有利な条件である。骨折休養明けが気になるところだが、斤量に恵まれている点を考慮すると切ることはできない。

 サイレンススズカ。私は「スズカがゆく」というものを書いている。だからこの馬も愛着がある。3強の中で唯一天皇賞に出れる馬であり、それだけに足慣らしという風にもとれる。また、斤量59キロというのも気になる。
 しかし、天皇賞には同タイプで名前も似ているサイレントハンターが出てくるであろう。そこで勝てるときに勝たなくては、ということできっちり勝ちにくるだろう。○外2頭も確かに強いが展開面では天皇賞よりも毎日王冠のほうが勝ち目がある。この馬は気持ちよく逃げさせれば粘ってくれるが、競り合ってくる馬がいるとバテる馬であるし。しかも1800mという距離はスズカにとってベストな距離。また、開幕週でありスピード勝負になるので、逃げ・先行有利であるところも強みである(過去の連対馬をみるとそういう傾向がある)。
 ここで勝つ→天皇賞で人気が上がる→天皇賞でスズカを切る→スズカが(ハンターとのバテさせあいでバテて)負ける→おいしい配当であてる、という願いもこめてここで勝ってもらいたい。

 エルコンドルパサー。特別な愛着はない(笑)しかし、マイルCは生で見ていた。NZTで鉄砲駆けした実績があり、休み明けのここでも期待できる。的場がグラスワンダーを選んだのでグラスワンダーの方が強いという見方もできるが、向こうは骨折休養明けでこっちは単なる休養。将来的にはグラスワンダーのほうが活躍する可能性が大きいので選んだだけであり、ここではエルコンドルパサーに勝ち目があるのかも。しかも鞍上は関東のリーディングジョッキー蝦名正(「蝦名」と書かれると違和感があるのでこう書く)である。

 




サイレンススズカグラスワンダー3000pts
エルコンドルパサー2000pts

1着サイレンススズカ配当 330
2着エルコンドルパサーコメント
的中 : 2000 x 3.3 = 6600pts !!

京都 京都大賞典 (G II) 芝2400m
4歳上別定

 ビワタケヒデを本命にしようと思ったら出ていないようだ(^^;

 昨年の覇者シルクジャスティスだが、この馬は使い込んで良くなるタイプである。4歳時の昨年は神戸新聞杯を使ってからここを使ったので古馬相手に勝てたが、今回は単なる次へのステップで終わるだろう。

 やはり本命はメジロブライト。宝塚はゲート入りがうまくいかず、レースでもパッとしなかったが、ここはG1ではないのでスタンド前発走とはいえファンファーレに併せて騒ぐフーリガン達もそれほどいないだろう。2200m以上のG2でこの馬が負けるとは思えない。

 相手だが、ローゼンカバリーは中山じゃなきゃ走らなそう。安定勢力であるステイゴールドがおすすめ。大崩れはしないタイプの馬である。また、期待の4歳馬セイウンスカイも開幕週のスピード馬場で前残りとなる可能性もあるので押さえておこう(この辺は毎日王冠でスズカ本命にしたのと同じ理由だが)。

 




メジロブライトステイゴールド2000pts
セイウンスカイ1000pts

結局7頭立てだったんで枠連です。

1着セイウンスカイ配当 840
2着メジロブライトコメント
的中 : 1000 x 8.4 = 8400pts !!


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