本命はイクイノックスで仕方ないだろう。昨年のこのレースを勝って以来ＧＩばかり使われていて、４連勝中である。昨年勝った舞台であり、トライアルを使わずにＧＩばかり使ってて結果を出せてるのだから鉄砲にも強いので、宝塚記念以来の休養明けというのも全く気にする必要がない。ここではまず負けないだろう。頭はこの馬で決まりで、馬券的には実質的に「２，３着当てゲーム」だ。

　それでは２着はどの馬にすればいいかというと、ダービーでイクイノックスに勝っているドウデュースだ。イクイノックスとの直接対決はその１回だけで、ドウデュースが勝っているのだが、それ以降の勢いの差でイクイノックスが上回っている。昨秋はフランス遠征で結果を出せず、今年は京都記念を強い勝ち方で勝ってドバイに遠征をしたら無念の跛行で取り消し。大怪我をしたわけでは無いが、春のＧＩは休んで立て直しを図った。そして今回、満を持しての秋天参戦である。この１年でイクイノックスには逆転された感じがあるが、そのイクイノックスを破ってダービー馬となった馬であり、その他の馬には勝てるだろう。

　頭数が少ないこともあり３着までに来そうな馬も数頭に限られるので、３着も絞って三連単で勝負しよう。昨年の３，４着馬であるダノンベルーガ、ジャックドール、東京は初めてだが2000mに抜群の適性を示しているプログノーシスを押さえておこう。